つわのじょうし ルート 山麓駐車場(15:30)〜出丸〜太鼓櫓〜天守台
〜三十間台〜三の丸〜山麓駐車場(17:40)/
宿(09:00)〜永明寺〜聖堂〜鴎外記念館(13:30)
津和野城址
地  域 32:津和野/南西N 概要 津和野城は、別名:一本松城・三本松城・石蕗城と言われ、城郭構造:連郭式山城、築城主:吉見頼行、築城年:永仁3年(1295)、主な改修者:吉見氏・坂崎氏・亀井氏、廃城年:明治4年(1871)、遺構:櫓・石垣・空堀、指定文化財:国の史跡。城は、津和野盆地の南西部に横たわる標高367mの霊亀山に築かれた山城です。鎌倉時代の創建で、戦国期には毛利氏が領しました。関ヶ原の戦いにより坂崎直盛が3万石で入場し、城の大改修が行われています。坂崎氏は、元和2年(1616)の大阪夏の陣で、かの千姫事件で自害して改易となり、後に亀井氏が入城して11代続き、明治維新まで居城しました。天守は、貞享3年(1686)に落雷に会い消失、以後再建されることはありませんでした。本城部分を含む城域を南北に貫く形で、鷲原八幡宮と太皷谷稲成神社を繋いで中国自然歩道が設定されており、この遊歩道から徒歩で登城できます。石垣が印象的な城址です。
Mapion 島根県津和野町
標  高 350m/160m=190m
距  離 約4.0km、斜度:max21゜
体力度 18P、☆
山行日 2011..04.17-18、(晴-雨)
形  態 後泊、3名
時  間 所要02:00/歩行02:00
アクセス 自家用車、08:00
備  考 クマ出没注意、山坂道
津和野城址
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海老櫓から台所石垣
台所から海老櫓
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馬立場・台所
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登り石垣
大手道登山口
三十間台から東側展望
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大手道、奥は登山口
三十間台から津和野市街地西側を展望
青野山
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「中世山城 津和野三本松城跡」案内板
大手道登山道には未使用の城壁用石が散乱
三十間台から太鼓丸
「史跡 津和野城跡」案内板
本丸への尾根道
ノミの跡が入った未使用の城壁用石
三十間台から太鼓丸への通路
大手道分岐
三十間台
出丸の石垣
出丸の石垣
人質廓石垣
太鼓丸から三十間台への通路
法師山
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出丸石垣からの東側展望
出丸
稲成登山口(出丸登山口)、標高:210m
青野山
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三の丸から三十間台人質廓石垣
三十間台石垣
出丸からの東側パノラマ
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南門櫓通路石垣、奥に三十間台人質廓石垣
太鼓丸
法師山
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南門櫓通路石垣
太鼓丸へ
青野山
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三十間台から三の丸への通路
天守台から太鼓丸へ
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)
および基盤地図情報を使用して作成しています。(承認番号 平25情使 第539号)
表示測地系:WGS84、経緯度線@10''(緯線:1間0.3km・経線:1間0.25km、斜め≒0.4km)
三十間台からの三の丸、手前に張り出しているのが人質郭跡
坂崎氏取り潰しの後には、亀井氏(茲矩・政矩)が因幡・鹿野城から津和野に入封し明治期まで続
きます。茲矩は尼子氏の旧臣。尼子氏滅亡後も、かの山中幸盛(鹿之介)らと主家再興のために
ゲリラ戦を展開、後に豊臣氏に仕えます。
鹿野城主時代には湖山池干拓、銀山開発などで高い行政手腕を発揮していました。
「津和野城跡 天守台廻り縄張図」案内板
千姫事件
津和野城主であった坂崎直盛は、大阪夏の陣で、家康の孫で豊臣秀頼に嫁いでいた千姫を救出
するという大手柄を立てたが改易。嘘か誠か、この千姫救出に際し、「千姫の命を救った者がいたら、彼女を嫁にやろう」と言う約束だったにもかかわらず、千姫が坂崎直盛を嫌い、彼女は本多忠利と再婚することに。怒った坂崎直盛は、輿入れの行列を襲撃し、逮捕されるという・・・・。
三十間台から東側展望パノラマ
三十間台から北側展望
天守台
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出丸
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津和野城址山麓屋敷跡:駐車場、標高:160m
三十間台
天守台からの馬立場・台所俯瞰
「織部丸東方の中世山城の遺構」案内板
森鴎外記念館から津和野城址石垣を望遠
三十間台
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人質廓
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太鼓丸
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三の丸
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三十間台から太鼓谷稲成神社俯瞰
参列の石畳は台所側溝
馬立・台所石垣
馬立・台所石垣
台所三段櫓石垣
大手道分岐
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「津和野出丸跡」案内板」
出丸石垣、標高:350m
三か月前から日程調整をしてようやくとれた休暇
その間に、あの東日本大震災、自粛ムードが覆うなか
経済活性化の一助(微々たるもの)になるのではと思案の末の訪問
有数の観光地である津和野ですが訪問者はかなりの減少だとか
おかげでカメラフレームから覗く人影もまばら・・・・
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森鴎外記念館の北側にある津和野川左岸からの津和野城址
三段櫓石垣
馬立場石垣
「馬立・台所・海老櫓」案内板
台所への三段櫓
「東門跡」案内板
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出丸石垣からの南東側展望
山悠遊-島根津和野
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
青野山
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三十間台からの三の丸、南側展望。手前の石垣は人質郭跡
人質廓石垣、右は三の丸
山聲-TOP